青春時代の労苦こそ宝


  作家の吉川英治氏が、ある裕福な青年に語ったことがある。

  「君は不幸だ。早くから美しいものを見過ぎ、美味しいものを食べ過ぎているということは
   こんな、不幸はない。喜びを喜びと感じる感受性が薄れて行くという事は、青年として
   気の毒なことだ。」

  *恵まれ過ぎは不幸*   *青春時代の労苦こそ宝*

  と、若き友に語った。

  時に思い道りにならないことがあっても、腐ってはならない。

  努力に努力を重ねる。  その中で、何ものにも動じない人格ができる。

  労苦の時こそ、成長と飛躍の好機である。

  


2017年04月05日 Posted by ベルウィンド at 15:35 著作より