下積み時代

  「桃栗三年 柿八年 柚の大馬鹿十八年」

  これは、小説「二十四の瞳」の作者である、壺井栄氏が生前好んで色紙に書いたものである。

  モモ、クリ、カキに比べ、ユズは成長が遅いため時に周囲から見下される、と言う意味。

  だが長い歳月をかけて身をつける姿は、

  下積み時代に耐える人の愚直さを思わせる。

  そこに氏はいとおしさを覚えたのだと言う。

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2016年07月25日 Posted by ベルウィンド at 08:10 │ 著作より


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