いたずら
子どもなのだから、時には、いたずらをするのも結構である。
たとえ叱られたとしても、それが善悪を判断し、
正義というものを考える手立てになれば、
かけがえのない人生経験ではないか。
貴重な人生の学問を、
子どもは自然のうちに学びとり、血肉としていくに違いない。

平凡な
夫婦喧嘩
子どもの前で陰険な、夫婦喧嘩は避けたいものだ。
子どもたちは、たとえ見ぬふりをしていても、
つぶらな瞳を通し柔らかい皮膚を通して、鋭敏に両親の振る舞いを感受し
それに感応していることを、つねに忘れてはならない。
